Appleのセルフサービス修理プログラムは高い?得をするのはAppleとの意見も

Apple Self Service Repair Program セルフサービス・リペア・プログラム

Apple Self Service Repair Program セルフサービス・リペア・プログラム
 
Appleは米国において、ユーザーが自分でiPhoneを修理できる「セルフサービス・リペア・プログラム」の提供を開始しました。
 
しかしこのプログラムについて、2人のライターが「この料金なら自分で修理をしたくない」「結局Appleが得をするのでは」と意見を述べています。

多少の節約のためにわざわざ自分で修理したくない

米メディア9to5Macのベンジャミン・メイヨ氏は「iPhone13 Proのバッテリー交換セットは71ドル。バッテリーを返却した場合のクレジットは約24ドルなので、セルフサービス・リペアのコストは約50ドル(実際は47ドル)。Appleに修理を依頼した場合の費用は69ドルだから確かに安い。しかしそのためにわざわざ自分で修理するだろうか?私はしない」とコメントしています。
 

レンタル工具の保証金は1,200ドル

またYouTuberでライターのヴァディム・ユーレフ氏は、次のようにTwitterに投稿しています。
 

Apple「自分のiPhoneを修理したい?どうぞどうぞ。部品と工具は買って下さいね。お金を節約するために、Apple Storeに持ち込まずにご自分で修理するのですから、我々の責任ではなく、あなたご自身の責任です」追伸:これで訴訟ともおさらばです。Appleは常に勝つ。

 


 
またユーレフ氏は、修理のための工具を買わずに1週間49ドル(約6,300円)でレンタルする場合、工具を紛失・損傷した場合の保障金として、最初に1,200ドル(税抜。約15万4,000円)がクレジットカードにチャージされることが記された注文書を共有しています。
 


 
それによると、レンタル後5日〜7日営業日以内に、レンタル時と同じ状態で返却しないと、保証金が請求されるとのことです。

 
 
Source:Benjamin Mayo/Twitter, Vadim Yuryev/Twitter
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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