Apple、世界各地でサプライヤーの再生可能エネルギー利用を支援

    apple 環境

    apple 環境
     
    Appleは現地時間4月14日付けで、サプライヤーのクリーン電力使用量が昨年1年間で2倍以上となり、今後数年間で達成が見込まれる目標電力使用量の16ギガワットのうち、現時点で10ギガワット以上を達成していることを明らかにしました。

    213社が再生可能エネルギーでまかなうことを約束

    2021年、Appleの再生可能エネルギープロジェクトにより、1,390万トンの二酸化炭素排出が削減されました。現在実施しているプロジェクトにより、年間300万台の自動車が道路から消えてなくなることに相当する温室効果ガス削減につながるとのことです。
     
    Appleはサプライヤーのクリーンエネルギーへの移行を支援するため、世界中のサプライチェーンと継続的に連携しており、現時点で製造パートナーのうち213社が、25カ国でApple製品の製造をすべて再生可能エネルギーでまかなうことを約束しています。加えて、2030年までにサプライチェーン全体でカーボンニュートラル達成を目指すための数十件の新たな取り組みも発表されています。

    各国での取り組みを紹介

    欧州では、Infineon、Viscom AG、Lumiledsなどを含む11社の新たなサプライヤーがクリーンエネルギーへの取り組みを表明しており、欧州の企業は合計25社となりました。
     
    例えば、Infineonはドイツとオーストリアで施設内太陽光発電設備を利用し、DSM Engineering Materialsはオランダで風力発電プロジェクトを支援しています。
     
    日本では、電力購入契約の利用が拡大し、企業向けにクリーン電力の新しいオプションが登場しています。これまで、企業のエネルギー購入は屋上太陽光発電または分離型証書のいずれかの選択肢に限られていましたが、共同での政策提言によって市場がさらに開かれ、昨年、キオクシアやシャープなど、新たに20社のサプライヤーがクリーンエネルギーへの取り組みを表明しました。
     
    日東電工をはじめとするAppleのサプライヤーの多くは施設内の太陽光発電設備に投資しており、恵和ではApple製品の製造用の電力を三重県などにある風力発電プロジェクトによってまかなっています。
     
     
    Source:Apple
    (lexi)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次