iPhone15向けペリスコープ望遠レンズは韓国Jahwaが供給、専用工場も新設か
Appleが2023年に発売する見込みのiPhone15には、韓国Jahwa Electronicsが製造するペリスコープ望遠レンズ用部品が搭載される可能性が高まったようです。
196億円を投じて新工場を建設
韓国メディアThe Elecによると、Jahwa Electronicsは現地時間4月13日、1,910億ウォン(約196億円)を投じて、新製品を製造する工場を建設すると発表しました。
同社は現在、SamsungのGalaxy S22シリーズ向けに、光学式手ブレ補正機構(OIS)用アクチュエータを供給しています。
The Elecは、今回のような大規模の投資は、Samsung以外の新規顧客から受注したためではないかとし、この新規顧客はAppleだろうと推測しています。
以前より噂されていたJahwa Electronics
Jahwa Electronicsの名前は以前より上がっており、The Elecは2021年6月には、iPhone14が同社製のOIS用アクチュエータを搭載すると報じました(iPhone14では搭載は実現せず)。
また2021年9月にも同メディアは、iPhone15はペリスコープ望遠レンズを搭載、そのためのOIS用アクチュエータはJahwa Electronicsが供給すると伝えています。
Appleは2021年上半期(1月〜6月)に、韓国にあるJahwa ElectronicsのOIS用アクチュエータ生産工場を訪れたとの情報もあります。
新工場はApple専用工場である可能性
AppleはJahwa Electronicsに対し、同社専用の生産ラインの建設を要請しており、今回196億円を投じて建設されるのはApple専用工場である可能性があります。