Apple Watchで元カノをストーキングしようとした男が逮捕

Apple Watch

Apple Watch
 
Apple Watchを悪用し、元恋人をストーキングしようとした男が逮捕されました。

被害者女性を何度も脅していた過去

米テネシー在住のローレンス・ウェルチ(29)被告は現地時間3月25日、元恋人の車のホイールに自分のApple Watchを密かに取り付け、ストーカー行為を働こうとした罪で逮捕されました。
 
被害者の女性はウェルチ容疑者に「殺す」と脅され、ファミリー・セーフティ・センター(家庭内暴力から身を守るための避難所)に身を寄せていました。女性は過去にも何度も同容疑者から逃れ、センターに避難した経験があったようです。
 
実際ウェルチ容疑者は2021年7月と12月に、家庭内暴力の容疑で2度逮捕されています。

前輪にApple Watchを取り付けていた容疑者

供述書によると、被害者が保護命令の申請を希望したため、センターの警備員が警察に通報。ファミリー・セーフティ・センターに到着した警察はウェルチ容疑者を呼び出しました。
 
現れた同容疑者はすぐにセンター内には入らず、被害者女性の車に近づくと、かがみ込んで助手席側の前輪を覗き込んでいます。不審に思った警察官が前輪をチェックすると、ホイール部分にApple Watchが貼り付けてあるのが見つかりました。
 
ウェルチ容疑者は女性を追跡する目的で、自分のApple Watchをタイヤに忍ばせていたようです。
 
このニュースを紹介したMacDailyNewsのコメント欄には「Apple Watchをストーカー行為に使うなんてアホの殿堂入りだな」「AirTagのように警告を発しないトラッカーが、Amazonで17ドル程度で買えるのに、数百ドルもするデバイスを取り付けるなんてどんでもない間抜けだ」「バカバカしくて笑える」などのコメントが寄せられています。

 
 
Source:MacDailyNews
(lunatic)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

特集

目次