ソニー、過去最大サイズのカメラセンサー「IMX800」を発売?~1/1.1インチ

スマートフォンのカメラ

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スマートフォン向けカメライメージセンサー市場でトップシェアを誇るソニーが、過去最大サイズのセンサー「IMX800」を発売するという情報が入ってきました。
 
そのセンサーサイズは1/1.1インチと、高級コンパクトデジカメ用センサーに近い大きさです。

5,000万画素、1/1.1インチのIMX800

情報によるとIMX800のスペックは、
 

  • 画素数: 5,000万画素
  • センサーサイズ: 1/1.1インチ

 
とされています。
 
このセンサーサイズは過去最大であったSamsungのGN2(1/1.12インチ)を上回り、スマートフォン向けとしては今のところ最大の大きさです。
 
カメライメージセンサーは一般的に、大きければ大きいほど1画素あたりの受光面積が大きくなり、暗所での撮影時にノイズが乗りにくくなります。
 
また、ボケを活かした表現もしやすくなるでしょう。
 
AppleのiPhone13 Pro Maxに搭載されている広角カメラの大きさは1/1.67インチだといわれています。
 
また、ソニーの高級コンパクトデジカメであるRX100シリーズが使用しているのは1/1インチセンサーであり、IMX800はこれに近いセンサーサイズです。

Xiaomi 12 Ultraに搭載?

このIMX800はXiaomiのフラッグシップスマートフォンであるXiaomi 12 Ultraに搭載されるそうです。
 
カメラ画質はセンサーだけでなく、レンズやソフトウェアによる最適化からも影響を受けるため、過去最大サイズのイメージセンサーを搭載したからといってXiaomi 12 Ultraのカメラ画質が過去最高になるとは限りません。
 
しかしながら、センサーサイズが大きく画素数が多ければポテンシャルは高いといえ、その画質に期待が持てます。

 
 
Source: 数码闲聊站/Weibo via GSMArena, Android Authority
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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