Suica利用時のデータを定型レポート「駅カルテ」にして販売〜除外手続き可能

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JR東日本が2022年3月16日、Suicaを利用したユーザーの、駅の改札を入出場する際に記録されるデータ(入出場駅、入出場時間等)をもとにした統計情報の定型レポート、「駅カルテ」の販売を開始すると発表しました。自身のSuica利用履歴の使用を希望しないユーザーは、除外手続き可能です。

「駅カルテ」を5月から販売開始

JR東日本は、「駅カルテ」の販売を開始する理由について、「まちづくり等の地域活性化に Suicaの統計情報をさらに幅広く活用していただくため」と説明しています。
 
「駅カルテ」に含まれる情報についてJR東日本は、「平日休日別の年代別男女比率」「対象月を含む、前12カ月の利用状況推移」「訪問したユーザーの、利用した路線と出発時の駅名」などが含まれると案内しています。
 
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対象となるSuicaは、My Suica(記名式)、Suica定期券、Suicaカード、モバイルSuicaです。「駅カルテ」の販売は、2022年5月に開始されます。
 
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自身のデータの除外手続きを行うには

JR東日本は、個人情報やプライバシーの保護に十分留意した上で、地域や住民の心豊かな生活を実現することを目的に、Suicaなどのデータの活用を積極的に進めると述べています。
 
「駅カルテ」において、自身のデータの使用を希望しないユーザーは、 Web、メール、電話にて除外手続きが可能です。
 

 

 
なお、4月10日までに除外の手続きを行った場合、「駅カルテの全レポートから除外」、4月11日以降の除外手続きでは、「手続きを行った月の月末を締め切り日として、その月のレポートから除外」すると、JR東日本は記しています。
 
2013年以降、これまでに除外手続きを行ったユーザーのデータは除外対象に含まれており、改めて手続きを行う必要はないとJR東日本は案内しています。
 
 
Source:JR東日本ニュース, 駅カルテ, Suicaデータの活用について/JR東日本, Suicaに関するデータの社外への提供分からの除外手続きページ/JR東日本
(FT729)

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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