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2022年3月16日 06時38分

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iPhone/iPadと好相性のオーディオ機器メーカー「Sonos」について解説

Sonosのオーディオ機器を置いた部屋


 
iPhoneやiPadに対応したオーディオ機器は数多くありますが、なかでも「Sonos」が販売する製品はiOS/iPadOS搭載製品と相性が非常に良いです。
 
実際にSonos製品を所有する筆者がその魅力を解説します

Sonosとは

Sonosはアメリカのオーディオ機器メーカーです。
 
2002年に設立された比較的新しい企業であり、Alexa/Googleアシスタントに対応したスマートスピーカー機能搭載製品など、先進的な機能を持つ製品を数多く販売しています。
 
現在では日本を含む60カ国以上でオーディオ機器を販売しており、世界的なオーディオメーカーといえるでしょう。

Sonos製品がiPhone/iPadと相性が良い3つの理由

Sonosのオーディオ機器はAppleのiPhoneおよびiPadと好相性です。
 
その理由を3つご紹介します。

1. iPhone/iPadのマイクを利用した「Trueplay」

Sonos製品は使用環境の違いに合わせて自動的に音質を調整する「Trueplay」と呼ばれる機能を搭載しています。
 
これはマイクを利用してスピーカーから出る音を測定し、それに合わせて音質を自動調整する機能なのですが、2つの面白い特徴があります。
 
1つ目が、iPhoneやiPadのマイクを利用して音を測定するという点です。
 
一般的なAVアンプでもマイクを使った音質最適化機能はありますが、それらの多くは付属の有線マイクを利用します。
 
これに対してSonos製品は比較的高音質なマイクが搭載されているiPhone/iPadを利用することで精度の良い調整が可能です。
 
精度の良い調整のために機種を絞っているのも特徴の1つです。
 
機種ごとにさまざまな特性のマイクを搭載しているAndroidスマホは一切非対応なのはもちろん、マイクの特性が把握できていない新製品のiPhoneやiPadもしばらくは非対応と、音質に対するかなりのこだわりがうかがえます。
 
2つ目が、音楽をよく聴く場所での音の測定だけでなく、部屋全体に対して音を測定し音質の調整をおこなうという点です。
 
一般的なAVアンプでの音質調整では視聴する場所での測定しかおこないません。これに対しSonosの場合、測定を2回おこなうのが特徴です。
 
Sonos製品でTrueplayを実行
 
1回目は座ったまま測定しますが、2回目は以下の動画のように、iPhoneやiPadを上下に振りながら部屋のなかをゆっくり歩き回りながら部屋のさまざまな場所の音響を測定します。
 

 
これにより部屋全体の音響を把握し、より質の高い調整を実現しています
 
一般的なAVアンプの場合、有線のマイクを使っているためこのような動作は困難です。iPhoneやiPadを使うSonosの利点といえるでしょう。
 
筆者はAVアンプでの音質自動調整もおこなったことがありますが、Sonos製品のほうがはるかに調整後の音質向上幅が大きいように感じました。
 
なお、Sonos製品のなかにはTrueplayに対応していない製品もある点には注意してください。
 

2. 優れたアプリの存在

Sonos製品には機器を制御するためのアプリが用意されているのですが、このアプリが非常に使いやすいです。
 
たとえば検索機能が優れており、複数の音楽ストリーミングサービスや手持ちの音楽ライブラリから、1つのキーワードで再生したい楽曲を横断的に検索することができます
 
Sonosで複数サービスを横断検索
 
1つのプレイリストに異なるサービスの楽曲を混在させることもでき、シームレスに聴きたい曲を利用することが可能です。
 
また、iPhoneやiPad向けだけでなく、AndroidやWindowsやMac向けのアプリも用意されており、あらゆる環境から制御ができる点も優れています。
 
動作も軽快で、筆者がこれまで使ったことがあるさまざまなオーディオ機器制御アプリのなかで抜群のできだと感じました。
 
ちなみに対応している音楽サービス数はApple Music、Amazon Music、YouTube Music、Spotifyなど100以上あり、非常に豊富です。
 

3. Apple MusicやAirPlayにも対応

Sonos機器はApple MusicとAirPlayに対応しています。
 
Sonosにおいては、残念ながら現状Apple Musicのロスレス楽曲や空間オーディオ楽曲には非対応ですが、Amazon Musicではこれらに対応しているため、今後の対応に期待したいところです。
 
また、AirPlayにも対応しており、iPhone/iPad/Macでの音楽再生や動画再生を高音質で楽しむことができます。
 
AirPlayがあればSonos機器側で音楽を再生する必要はないのでは?と思うかもしれませんが、Sonos機器側で再生することで、
 

  • 音楽を無線LAN経由で転送する必要がなく、手元の機器のバッテリーを消費しない
  • Sonos機器側で音楽再生しながら、その音楽を止めることなく手元の機器側で別途動画や音楽を再生できる

 
などのメリットがあります。

代表的なSonos製品

筆者が使ったことがあるものも含め、Sonosの代表的な製品を紹介します。

Sonos Arc

Sonos Arcの画像
 
Sonos ArcはSonosのフラッグシップ製品といえるサウンドバーです。
 
Dolby Atmosに対応しているため、Amazon Musicや映画の立体音響再生が可能なほか、Apple TV 4Kを使えばApple Musicの空間オーディオ楽曲を再生できます。
 
Alexaにも対応しているためスマートスピーカーとしても利用でき、リビングに1台あると便利なオーディオ機器です。
 

Sonos Beam(Gen 2)

Sonos Beam(Gen 2)の画像
 
Sonos Arcの弟分に当たるサウンドバーです。
 
こちらもDolby Atmosに対応しており、スマートスピーカーとしても使えます。
 
Arcが高すぎるあるいは大きすぎる場合はこちらが良いでしょう。
 

Sonos Sub(Gen 3)

Sonos Subの画像
 
Sonos製品対応のワイヤレスサブウーファーです。
 
低音域の再生を担当するのですが、2つのスピーカーユニットを対向配置することにより、キャビネットが振動しません。
 
また、Sonos Subを追加することでほかのSonos機器が低音を再生する必要がなくなり、全体的に音質が向上します。
 
実際、筆者もSonos Subを導入してその音質変化に驚きました。
 
少々高価ですが、購入の価値はあります。
 

Sonos One/Sonos Five

Sonosのアンプ内蔵単体スピーカーです。
 
Sonos OneはAlexa対応のスマートスピーカーで、小型にもかかわらず高い音質を誇ります。
 
Sonos Oneの画像
 
Sonos Fiveはより大型のスピーカーであり、プレミアムスピーカーに位置づけられています。
 
Sonos Fiveの画像
 

その他

そのほかにはポータブルスピーカーのSonos Move/Roam、単体スピーカーやアンプとの連携を前提としたSonos Amp/Portといった製品があります。
 
また、IKEAとのコラボレーションで生まれたSymfoniskシリーズも面白い存在です。
 
IKEA Symfoniskの画像

製品を買い足してアップグレードする喜びがある

Sonos製品には複数製品を連携する機能があります。
 
たとえばSonos OneやFive、Symfoniskは2台そろえるとステレオ音楽再生することができますし、Sonos Arc/Beamのサラウンド再生用リアスピーカーとしてOne/Five/Symfoniskなどを利用することが可能です。
 
このため、少しずつ製品を買い足していくことで機能拡張を楽しめます
 
それらの接続はサブウーファーのSubを含めてワイヤレスでおこなわれるため、設置が楽で自由度も高く、連携のための設定もアプリから簡単におこなうことが可能です。
 
筆者もSonos Arcを最初に購入し、Subを買い足し、さらにリアスピーカーも購入しました。
 
ある意味「沼」ともいえますが、それだけの価値はあったと感じています。

iPhoneやiPadの音をアップグレードするならSonos製品がおすすめ

ここまで紹介してきたように、Sonosのオーディオ機器はiPhoneやiPadと相性が良いです。
 
音質自動調整機能のTrueplayや優れたアプリ、Apple MusicやAirPlayへの対応など、iPhone/iPadユーザーが便利に使える機能がそろっています。
 
また、製品ラインナップも豊富で、拡張性が高い点も長く楽しめるオーディオ機器といえるでしょう。
 
少々値段は張りますが、iPhoneやiPadを使っていて音にこだわりたいならぜひ購入を検討してみてください。

 
 
Source: Sonos
(ハウザー)

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