Samsungもロシアへのスマホ、半導体、家電製品の出荷を停止

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ロシアのウクライナ侵攻を受けて、Samsung同国への製品出荷を停止すると発表しました。すでにApple、Microsoftなどもロシアへの製品出荷および同国内での製品・サービスの販売を停止しています。

フェドロフ副首相が製品・サービス販売の停止を訴える

Samsungはロシアに向けて半導体やスマートフォン、その他家電製品など、様々な製品を出荷してきました。Samsungはロシアのスマホ市場において、Appleよりも大きなシェアを持っています。
 
Samsungのロシアへの製品出荷停止の発表に先駆け、ウクライナのミハイロ・フェドロフ副首相は同社に対し、ロシアへの製品およびサービス販売を一時停止するよう要請していました。
 

スマホ売上は全体の約4%に相当

Bloombergによると、Samsungのロシアにおけるスマホ売上は、全スマホ売上の約4%に相当します。同社はまたロシアのカルーガに、テレビの生産工場を構えています。
 
ロシアでの同社の半導体売上は全体の0.1%以下なので、それほど大きな影響はなさそうです。

大手IT企業が相次いでロシアでの製品販売を停止

先述したように、Appleはすでにロシア国内でのApple製品販売の一時停止と、Apple Payを含むサービスの販売停止を発表しています。
 
Microsoftも現地時間3月4日に、ロシア国内での製品およびサービスの販売を停止すると発表しました。
 
ロシアPC市場において最大のシェアを持つHP、そしてIntelも、ロシアへの輸出を停止しています。

 
 
Source:Bloomberg
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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