AppleとAHA、ジョンズ・ホプキンス大学の仮想リハビリテーション臨床試験に協力

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ジョンズ・ホプキンス大学の研究者が、Appleおよび米国心臓協会(AHA:American Heart Association)と共同で、iPhoneおよびApple Watchを用いた仮想リハビリテーションプログラムの有効性を確認する臨床試験を開始しました。

アプリを使い、リハビリテーションによる改善状況を確認

iPhoneおよびApple Watchなどのモバイルデバイスを用いた臨床試験「mTech REHAB(Mobile Technology Enabled Corrie Rehabilitation Study)」では、仮想リハビリテーションプログラムによって、動脈硬化症と診断された患者のコレステロール値、冠動脈の状況(狭窄、開存率など)、生活の質、メンタルヘルスが改善されるか調査されます。
 
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本臨床試験に用いるCorrie Healthアプリは、App Storeで提供されます。臨床試験は、400名の患者を対象に2022年4月から2年間にわたって行われます。
 
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臨床試験終了後、ジョンズ・ホプキンス大学の研究者は、Corrie Healthアプリによって収集した、参加者の冠状動脈性心疾患、心筋梗塞、狭心症などの発症、バイパス手術実施後のグラフト開存率に関し、調査・分析する予定です。

アプリに搭載される主な機能

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Corrie Healthアプリに搭載される主な機能は、下記の通りです。
 

  • タスク:薬の服用時刻を通知する。運動などのリハビリテーションの進捗状況を確認
  • バイタル:心拍数、血圧、活動状況、メンタルヘルスなど、回復状況を把握
  • ABC:心臓発作の原因、それを防ぐためのヒント(服薬、食事、運動、禁煙など)などを、動画と読みやすい要約により説明。患者、家族、介護者は、モバイル機器やApple TVを通じてこれらを閲覧でき、相互共有に役立てる
  • チェックアップ:リハビリテーションのフォローアップ日時に関する予約・確認
  • コネクト:医療カード(冠動脈用ステント埋め込み登録書、保険証など)や、リハビリテーションプログラムの関係者の連絡先を確認

 
今回の臨床試験で良好な結果が得られれば、患者は病院やリハビリテーションセンター以外の自宅などでリハビリテーションを行い、医師と進捗状況を共有できるようになると期待されます。
 
 
Source:MyHealthyApple, Corrie Health/App Store, 東邦大学医療センター大橋病院
(FT729)

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