Microsoft、新メール&カレンダーアプリ「One Outlook」を今秋提供

Microsoftの新しいOutlookメールクライアント

Microsoftの新しいOutlookメールクライアント
 
Microsoftが新しいメール&カレンダーアプリを開発しており、今年の秋にリリース予定であることがわかりました。
 
One Outlook」と呼ばれるこのアプリはMacでも利用可能になるようです。

クロスプラットフォームのメーラー「One Outlook」

このOne Outlookアプリは「Project Monarch」というコードネームで開発されています。
 
現在のWindows 10/11には「メール」と「カレンダー」というアプリがインストールされており、ユーザーは無料で利用可能です。
 
しかしながら、これらのアプリには制限が多く、Microsoft Officeに含まれるOutlookアプリやWebアプリを利用している人が多いといいます。
 
また、MicrosoftはWindows、Mac、Webブラウザ、iOS、Android向けに異なるバージョンと機能のOutlookを持っており、統一されていません。
 
そこでMicrosoftはさまざまな環境で使えるメール&カレンダーアプリである「One Outlook」を用意し、これにメールとカレンダーの機能を統合したい考えです。
 
One OutlookはWindowsだけでなくMacやWeb版も用意されるといいます。iOSやAndroid版については不明です。

今年の春に詳細を発表、リリースは2022年10月頃?

このOne OutlookについてZDNetは、Microsoftが今年の春に詳細を発表するとしています。
 
その後、2022年3月下旬から4月上旬にかけてWindows Insiderにテスト版がリリースされ、2022年10月頃のWindows 10/11のアップデートとともに正式リリースされるとのことです。
 
MicrosoftはすべてのユーザーにOne Outlookへ移行してもらいたいと考えていますが、少なくとも今年中に強制的な移行がおこなわれることはないといいます。

 
 
Source: ZDNet via Windows Latest
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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