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CPUやGPUなどの性能測定ができるAnTuTuベンチマークに、バッテリーに関するテストをおこなう機能が追加されました。
バッテリーの推定容量だけでなく、充電中の供給電力や温度の推移を確認でき、充電環境の改善にも役立ちそうです。
バッテリーテスト機能が追加されたのはAndroid向けのAnTuTuベンチマークアプリV9.2.7からです(本記事執筆現在の最新はV9.2.8)。
iOS版のAnTuTuベンチマークアプリは現在V9.0.6となっており、バッテリーテストには対応していないようです。
テストをおこなう際は以下の注意点が表示されます。
また、テスト中はバックグラウンドで電力を消費するアプリをすべて終了することが推奨され、画面もオフにしておく方が良いでしょう。
このテストで確認できるのは、
といった項目です。
これによりスマートフォンのバッテリーがどれくらい劣化しているかだけでなく、充電器が期待通りの供給電力でスマートフォンを充電しているかや、バッテリーの劣化原因となる高温での充電がおこなわれていないかなどを確認でき、充電環境の改善に役立つでしょう。
本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。