Huawei、クラムシェル型折りたたみスマホ「P50 Pocket」を中国で発表
Huaweiが、縦に畳むタイプの折りたたみスマホ「P50 Pocket」を発表しました。1インチの円形ディスプレイがデバイスの外側に取り付けられているのが特徴です。
iPhone13 Pro Maxよりも軽く、薄い
Huawei P50 Pocketは中国で発売されますが、制裁のため米国では販売されない見通しです。
デバイスのPremium Editionが今月中旬にファッション誌「Bazaar」に登場しましたが、この特別バージョンはオランダ人デザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペンが手掛けたものです。ゴールドもしくはシルバー仕上げとなっており、羽や葉っぱのように見える3Dパターンが外部表面に描かれています。
P50 Pocketは、開くと6.9インチ、アスペクト比21:9、リフレッシュレート120Hzのディスプレイとなります。デバイスの質量は190グラムで、厚さはわずか7.2ミリとなっています(iPhone13 Pro Maxは238グラム、厚み7.65ミリ)。内部には、Qualcomm Spandragon 888 4Gシステム・オン・チップ、4,000mAhのバッテリー、HuaweiのHarmony OS 2が搭載されています。
自撮り撮影はメインカメラを使ったほうが簡単
P50 Pocketのリアカメラは、4,000万画素のメインレンズ、1,300万画素の広角レンズ、3,200万画素の“スーパースペクトラム”レンズで構成されています。
ディスプレイ内にパンチホールカメラも内蔵されていますが、デバイスのデザイン上、メインカメラで自撮り撮影を行うほうが簡単であるとのことです。1インチのカバースクリーンをビューファインダーを使用することができるためです。
P50 Pocketは、8GB RAM/256GBストレージモデルが8,988中国元(約16万1,300円)、12GB RAM/512GBストレージモデルが10,988中国元(約19万7,200円)で販売されます。カラーバリエーションは、スタンダードモデルがブラック/ホワイト、Premium Editionがシルバー/ゴールドとなっています。
Source:The Verge
Photo:Huawei
(lexi)