WhatsApp、米国で「Novi」を介した仮想通貨送金のテストを開始
WhatsAppのステファン・カスリエル最高経営責任者(CEO)は現地時間12月9日、同サービス上で米国の一部ユーザーを対象に、Meta(旧Facebook)のデジタルウォレット「Novi」を介して仮想通貨のやり取りを可能にするパイロットプログラムを開始したと発表しました。
米国の一部ユーザーが利用可能
カスリエルCEOは自身のTwitter上で、この新機能について「メッセージを送信するのと同じくらい簡単に家族や友人に送金できるようになる」と説明しており、ユーザーは、WhatsApp上で手数料なしでお金を送受信できるとのことです。
2018年にも、Meta(当時はFacebook)がWhatsApp上で利用できる仮想通貨「ステーブルコイン」を開発中であると報じられました。この報道から3年後の現在、WhatsAppはNoviと提携し、仮想通貨を使った送金機能をユーザーに提供することとなりました。
現在、米国の一部ユーザーのみ新機能を利用できますが、中米グアテマラのユーザーもスタンドアロンのNoviアプリからトライアルに参加できるとのことです。
There's a new way to try the @Novi digital wallet. Starting today, a limited number of people in the US will be able to send and receive money using Novi on @WhatsApp, making sending money to family and friends as easy as sending a message. 💸💬 pic.twitter.com/dGz3lejri7
— Stephane Kasriel (@skasriel) December 8, 2021
Source:Novi,Stephane Kasriel/Twitter,WABetaInfo via 9to5Mac
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