Apple Carプロジェクトのエンジニア、さらに3名が退社

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Appleの自動運転車プロジェクト、通称「Apple Car」の開発に従事していたエンジニアたちが、スタートアップ企業に奪われた、とBloombergが報じています。

3名が“空飛ぶタクシー”開発会社へと移籍

Bloombergの報道により、Apple Carプロジェクトでレーダーシステムのチーフ・エンジニアを務めていたエリック・ロジャース氏が、空飛ぶタクシーを開発するJoby Aviationへと移籍していたことが明らかになりました。
 
また、Apple Carプロジェクトのバッテリーシステムグループでエンジニアリング・マネージャーを務めていたアレックス・クララビュット氏も、別の空飛ぶタクシー会社Archer Aviationへと移っていたことがわかっています。
 
加えて、Appleでハードウェア・エンジニアリング・マネージャーを務めていたスティーブン・スピテリ氏も、同じくArcher Aviationへと移籍したとのことです。

主要エンジニアもプロジェクトから離脱

Teslaから約2年前にAppleへと引き抜かれたマイケル・シュウェカッシュ氏も、Archer Aviationに転職した、と先日報じられたばかりです。
 
同氏は、Apple Carプロジェクトのエンジニアリング担当シニア・ディレクターを務めていた人物です。
 
相次ぐApple Carプロジェクトからの人材の離脱は、プロジェクトの方向性が定まらず、難航していることを示している、とBloombergはコメントしています。

Apple Carはサブスクリプション形式に?

Apple Carは一般の車のように個別に購入可能とはならず、サブスクリプション形式でサービスが提供されるとの見方もあります。
 
実際の特許をベースにしたApple Carのコンセプトデザインも公開されています。
 
 
Source:Bloomberg
Photo:Vanarama
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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