ティム・クックCEO、母校から技術キャプテン賞を授与〜人生の戦い方についてスピーチ

オーバーン大学 ティム・クック

オーバーン大学 ティム・クック
 
Appleの最高経営責任者(CEO)であるティム・クック氏が、母校の米オーバーン大学が出場したフットボールの試合を観戦し、同校の工学部より「産業システムエンジニア協会の技術キャプテン賞(Institute of Industrial and Systems Engineers Captains of Industry Award)」を授与されました。

技術キャプテンを授与される

米アラバマ州の出身であるティム・クックCEOは、オーバーン大学で経営工学を専攻後、デューク大学でMBAを取得しています。今回はオーバーン大学とアラバマ大学のフットボール試合観戦に訪れましたが、同氏はこれまでにも出身大学の様々なイベントに参加してきました。
 
そんな母校愛を忘れないティム・クック氏を祝し、試合の前に、オーバーン大学から「技術キャプテン賞」が授与されました。受賞することは今春に発表されていましたが、世情を鑑みたのか、満を持しての年末授与となりました。

人生に立ちはだかる障壁について

また、ティム・クック氏が試合前日に母校の出場者に向けて「一生の思い出を作るための貴重な機会だ」と励まし、「やってはいけないことをやったときに襲ってくる記憶ほど、上質で長続きする記憶はない。明日は勝てないかもしれないが、それでも勝てるんだ」と短いスピーチを行ったことも明らかになっています。
 
「人生における挑戦で立ちはだかる障壁とは、鏡の中で自分を見つめている人間だ(つまり自分自身のこと)。それを肝に銘じなければならない。頭の中の小さい声のようなものが、自分が90%の力でやっているときに、100%頑張っているんだと話しかけてくる。これをどうにかして消し去ることだ」
 
技術キャプテン賞を授与されただけでなく、試合では“名誉キャプテン”にも選ばれたティム・クック氏ですが、この短いスピーチだけでも、彼がいかにリーダーとしての素質を持っているかがよく分かるのではないでしょうか。
 
 
Source:9to5Mac
(kihachi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

特集

[PR]オフィシャルサイト

目次