Samsung、米国での新半導体工場建設地を近く発表か

 
Samsungは今週にも、米国内に建設予定である新しい半導体工場の場所について、正式に発表する見通しです。韓国メディアYonhapが報じています。

米国第2の半導体工場について話し合い

Samsung Groupの経営トップであるイ・ジェヨン氏が、米政府関係者らと会談、米国内における第2の半導体工場建設および半導体の供給問題について話し合ったと、SamsungがYonhapに語ったとのことです。
 
同会談により、Samsungによる新半導体工場の建設地発表が近いとの期待が高まっています。

第1工場はテキサス州オースティンで稼働中

Samsungは現在、テキサス州オースティンで半導体工場を稼動させています。
 
テキサス州はSamsungに対し優遇措置を提案していることもあり、同社は第2工場もテキサス州に建設するとの見方があります。
 
現在オースティンの北東に位置するテキサス州テイラーが候補地として挙がっていますが、そのほかにもテキサス州マナー、アリゾナ州フェニックス、さらにニューヨーク州アップステートの名前も挙げられています。

今週、新工場の場所を発表か

Yonhapは、イ・ジェヨン氏は米国およびカナダの訪問を終え、自国へ戻ってから、新工場の設立場所を発表すると伝えています。
 
イ・ジェヨン氏は先週、Microsoftのサティア・ナデラ最高経営責任者（CEO）、Amazonのアンディ・ジャシーCEOとも会談したとのことです。
 
 
Source:Yonhap via Bloomberg
Photo:Samsung Austin Semiconductor/Facebook
(lunatic)