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さまざまな分野で利用が進む人工知能(AI)は、諜報活動でも利用されるようです。
イギリスの政府通信本部(GCHQ)がAmazon Web Service(AWS)と契約を結んだと報じられました。
GCHQは、第二次世界大戦時にドイツのエニグマ暗号を解読したことで知られる機関です。
現在は偵察衛星や電子機器を用いた国内外の情報収集・暗号解読業務を担当しています。
Financial Timesは、そのGCHQがAWSと契約を結んだと報じました。
これは、データの分析とAIのスパイ活動への利用を後押しするためとされています。
ただし、すべてのデータはイギリスに保管されるとのことです。
GCHQとAmazonはこの報道に対してコメントをおこなっていません。
GCHQは今年初め、世界中の膨大なデータからパターンを特定するためにAIを全面的に採用したと発表しました。
たとえば、敵対する外国からの偽情報への対抗や、児童虐待者を逮捕するのに利用しているとしています。
GHCQはAIを翻訳などの目的で何年も前から使用していますが、より強化するためにAWSと契約したとのことです。
GCHQのディレクターであるジェレミー・フレミング氏は最近、ランサムウェアの攻撃件数が2021年にイギリス全土で昨年の2倍になったと会議で発表しました。
Source: Financial Times via Gizmochina
(ハウザー)
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