iPhoneの価値、12カ月後も59%を維持~Huaweiは25%しか残らない

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    iPhoneの価値はほかのスマートフォンよりも落ちにくいことで知られていますが、2021年の調査でも同様でした。
     
    リリース12カ月後でも価値を59%維持し、スマートフォンブランド間でトップとなっています。
     
    一方、Huaweiは12カ月後には25%しか価値が残っていません

    依然として価値を維持するiPhone

    この調査は、イギリスで中古電子機器やビデオゲームをオンラインで販売しているmusicMagpieが毎年おこなっています。
     
    2021年の調査結果が公表され、Appleは最も価値が落ちないブランドの座を維持しました。
     
    musicMagpieによるスマートフォン各ブランドの価値の落ち方
     
    iPhoneは12カ月で41%、24カ月で60%の価値を失いますが、他のブランドに比べると高い価値を維持しています。
     
    たとえばHuaweiは12カ月で75%、24カ月後には87%の価値を失います。
     
    また、AndroidスマートフォンメーカーのなかでトップのSamsungですら、64%/77%の価値を失っており、iPhoneは圧倒的に価値を維持しやすいブランドです。

    12カ月で87%の価値を失うスマートフォンも存在

    各スマートフォンを個別に見ると、最も価値を維持したのはiPhone11で、12カ月後でも67%の価値を維持していました。
     
    musicMagpieによる各スマートフォンの12カ月後の価値
     
    また、ランキングの上位10機種をiPhoneが独占しています。
     
    一方、最も価値を失ったのはHuawei Mate 30 Proで、12カ月後には13%の価値しか残っていません
     
    この図にはありませんが、iPhone12 Proは発売6カ月で32%しか価値が落ちなかったそうです。

    価格の高いスマートフォンほど価値の維持率が高い

    また、このレポートによると、価格の高いスマートフォンほど価値の維持率が高いそうです。
     
    999ポンド以上(約155,824円)以上の機種では6カ月後に53%価値を失ったのに対し、600ポンド(約93,588円)~899ポンド(約140,226円)では54%、599ポンド(約93,432円)以下では62%の価値を失いました。
     
    musicMagpieの最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・オリバー氏は「当社のデータによると、アップグレードしたらすぐに古いデバイスを下取りに出すことが、デバイスの価値を最大限に引き出す方法であることがわかっています」とし、新しい機種に買い換えたらできるだけ早く古いスマートフォンを売るようすすめています。
     
     
    Source: musicMagpie via PhoneArena
    (ハウザー)

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