Appleは現地時間10月28日、登録ユーザー向けにiOS15.2、iPadOS15.2の最初のパブリックベータをリリースしました。開発者向けベータから1日遅れでの提供となりました。
アプリのアクティビティを確認可能に
Appleは、開発者向けにiOS15.2とiPadOS15.2のベータ1をリリースした翌日、登録ユーザー向けにパブリックベータ1をリリースしました。
iOS15.2とiPadOS15.2のベータでは、iPhoneやiPadにインストールされたアプリがユーザーの個人情報や位置情報、カメラ、マイク、写真などにどの程度アクセスしているかを把握できる「Appアクティビティを保存」の内容をユーザーが確認可能になっています。
緊急通報機能の見直し、要約通知のデザイン変更も
iOS15.2ベータでは、緊急SOS通報機能が見直されており、「設定」アプリから「緊急SOS」を開いた際のメニュー画面が変更されています。
また、要約された通知の表示のデザインが若干変更されています。
子供による性的画像送受信の警告機能、コード発見も実装計画なし
iOS15.2のベータでは、13歳以下の子供が性的な画像を送受信すると保護者に警告するコードの存在が確認されています。
しかし、Appleはこの機能をiOS15.2で有効にする計画はない、と説明しています。
Source:MacRumors
(hato)