Apple、CarPlayの自動車の空調、オーディオ、各種コントロールへの統合目指す

    Apple CarPlay

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    Bloombergが、AppleはCarPlay自動車の空調、オーディオ、各種コントロールへ統合することを目指して開発していると報じました。

    CarPlayで自動車の機能へのアクセス目指す

    Appleが開発中の次世代CarPlayは社内呼称「IronHeart」と呼ばれていますが、まだ開発の初期段階にあるようです。
     
    次世代CarPlayは車両との統合を進め、下記の情報を取得したりコントロールしたりすることを目指して開発されているようです。
     

    • 室内外の温度と湿度の測定値
    • エアコンの設定温度、風量、吹出口の選択
    • サウンドシステムにおける、スピーカー、イコライザー、ツイーター、サブウーファー、フェード、バランスなどの調整設定
    • シートとアームレストの位置
    • スピードメーター、タコメーター、燃料計などの数値読み取り

     
    自動車に搭載済みの自己診断機能(OBD:On Board Diagnostics)で取得できる項目もありますが、シート位置の取得と調整などは自動車メーカー独自の規格と予想されます。
     
    そのため、次世代CarPlayでこれらの機能を実現するには、自動車メーカーとの協業が欠かせませんが、自社規格を開示・利用させるようにすることは容易ではないと思われます。
     
     
    Source:Bloomberg via AppleInsider
    Photo:Apple
    (FT729)

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