Huawei、5GとAIを搭載したスマート病院で縮小するスマホ事業の相殺を期待

    huawei ヘルスケア

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    米国の制裁により、大きな打撃を受けているスマートフォン事業の減益の穴を埋めるため、Huawei5Gと人工知能(AI)を駆使したスマート病院事業にも乗り出している、と伝えられています。

    救急車の中で診察、病院到着直後に手術開始

    中国広州市の病院が、Huaweiの技術を使用し、救急車を臨時の病院に仕立て上げ、CTスキャンや心電図の機械を用いて、路上ですぐに検査や診断が可能であることを示すデモンストレーションを行いました。収集されたデータはすべて、リアルタイムで病院に転送されます。
     
    このようなハイテク技術を使って時間節約を図る試みは世界の他の地域でも導入が進んでおり、病院に向かう途中で診察を受け、病院に到着してすぐに手術を受けることができるようになっています。脳卒中のような一刻を争う緊急事態では、患者の命を救える可能性が高くなると期待されています。

    新たなビジネスチャンスとなるか

    5G機器の世界最大のプロバイダーであるHuaweiは、中国にAIとモノのインターネット(IoT)を使った“スマート病院”を作ることを画策しており、同社はこれを新たなビジネスチャンスとして捉えているようです。
     
    Huaweiの中国スマート病院ビジネス部門のディレクターは、5G技術、クラウドコンピューティングとサーバー、オンラインプラットフォームを病院に提供することを目指している、と語っています。
     
    「中国では高齢化が進んでおり、政府がこの問題の解決に取り組んでいることから、ヘルスケア業界はブルーオーシャン(未開拓)市場となっています。ヘルスケア業界のデジタル化は、我々のようなハイテク企業に多くのチャンスをもたらすでしょう」

    Huaweiは返り咲きを宣言

    スマホ事業が後退の一途をたどっているように見えるHuaweiですが、スマホ事業での返り咲きを宣言しており、スマホ事業を売却するつもりはないと主張しています。
     
    Huaweiは新たな収入源を模索するため、養豚事業への参入も視野に入れている、と今年始めに報じられました。
     
     
    Source:SCMP
    Photo:Huawei
    (lexi)

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