USB-Cケーブルを給電ワット数でわかりやすく分類、新ロゴも定義

USB-C - Lightningケーブル

USB
 
USBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)は、現行の「USB-C」という名称の定義がある意味あいまいで、消費者の間で混乱を招いている事態を受け、給電ワット数を明示した新たなロゴを発表しました。

見ただけではわからない、ケーブルの電源供給速度

普通に考えれば、「USB-C」ポートにはすべてのUSB-Cケーブルが使えるはずです。しかし同じようなコネクタに見えても、電源供給速度、データ転送速度などがケーブルごとに異なるため、自分のデバイスに最適なものを探すのが意外と難しいというのが実情です。
 
USB-IFはこうした混乱を減らすため、データ伝送速度と電源供給のワット数を明記したロゴを発表しました。

混乱を減らすための新しいロゴ

概要は以下のとおりです。
 

  • USB-IFは、ケーブルの電源供給能力をワット数で表示する新しい認定USB Type-Cケーブルロゴ( Certified USB Type-C® Cable Logos)を確立、USB Power Delivery(USB PD)3.1で定義されたワット数である60Wもしくは240Wが明確にわかるようにする。
  • 認定USBロゴ・プログラムにおけるブランディング統一のため、認定USB4ロゴも並行して更新する。

 
USB

 
 
Source:USB-IF/Business Wire via 9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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