iOS15のバグで「メッセージ」アプリで保存した写真が削除

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メッセージ」アプリの会話からカメラロールへと保存した写真が、特定の動作の後削除されてしまうiOS15特有の問題が報告されています。

定期的に「メッセージ」の会話を削除する人は注意が必要

iOS15の正式版がリリースされたのは今からおおよそ1週間ほど前のことですが、「メッセージ」のスレッドから写真を保存した後にそのスレッドを削除すると、次にiCloudバックアップを実行したときに写真が消えてしまうバグが生じています。
 
個人のiCloud写真ライブラリに画像が保存されていても、iOS15では「メッセージ」アプリにまだリンクされているようで、スレッドの削除とiCloudのバックアップを経ると保存が持続しません。
 
バグを再現するには、以下の手順に従います。
 

  1. 「メッセージ」の会話から写真をカメラロールに保存します。
  2. 写真が保存されたことを確認します。
  3. 写真が保存されたメッセージの会話を削除します。この時点では、写真はiCloud写真ライブラリに残っています。
  4. iCloudバックアップを実行すると、写真が消えます。

 
ほとんどのユーザーがiCloudの自動バックアップを有効にしているため、懸念が広がっています。「メッセージ」の会話を定期的に削除する人は、残しておきたい写真があったとしても、iCloudバックアップがオンになっていると、写真を残すことができません。
 
iOS15.1のベータ2でも、このバグが修正されていないことが明らかになっています。
 


 
 
Source:MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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