EU、Appleの反対を押し切り共通のモバイル端末充電器を法制化する構え


     
    欧州委員会は木曜日、携帯電話、タブレット、ヘッドホンの充電器を共通化するための法案を提出する予定である、とReutersが伝えています。

    Appleは共通化は技術革新を妨げると主張

    欧州連合(EU)の行政機関と議員は、充電器の共通化が環境にやさしく、ユーザーにとっても便利であるとして、10年以上前から共通化を推進してきました。
     
    Reutersによれば、欧州委員会は、デバイス販売時の充電器の非同梱を望んでおり、統一された充電ポートを提案しているとのことです。
     
    iPhone充電にLightningケーブルを使用するAppleは、コネクターを1種類に統一することを強制するルールは、技術革新を妨げ、電子廃棄物(E-Waste)の山を作り、消費者を悩ませる可能性があると指摘しています。
     
    競合するAndroid端末は、USB-Cコネクターで充電可能となっています。2019年の欧州委員会の調査では、2018年にモバイル端末と一緒に販売された充電器の半数はUSB Micro-Bコネクターを備えていましたが、29%はUSB-Cコネクター、21%はLightningコネクターであったことがわかっています。
     
     
    Source:Reuters
    (lexi)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次