アプリストアから取り下げられたアプリの8割以上が12歳以下のユーザーを標的にしていた

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2021年上半期(1月〜6月)にApp StoreとGoogle Playストアの両アプリストアから取り下げとなったアプリの実態をまとめた報告書が公開され、興味深い事実が浮かび上がってきました。

取り下げられたアプリがデバイスに残っていることも

Pixalateの“2021年上半期に取り下げとなったモバイルアプリ報告書”によると、削除措置がとられたアプリの86%が12歳以下のユーザーをターゲットにしたものであったことがわかりました。
 
アプリストアからの取り下げは、ポリシー違反や開発者の撤退など、様々な要因で起こりますが、アプリがストアから削除されたとしてもデバイスにインストールされた状態となっていることがあり、ポリシー違反で取り下げとなった場合、消費者のプライバシーが脅かされる可能性があるとのことです。

位置情報やカメラにアクセスするアプリも

Google Playストアから取り下げとなったアプリの66%は、少なくとも1つの“危ない許可”が含まれていたことがわかっています。27%のアプリはGPS座標、19%がカメラにアクセス可能であったとされています。
 
App Storeから取り下げられた59%のアプリにはプライバシーポリシーがいっさいなく、89%が12歳以下のユーザーを標的にしていたことが判明しています。
 
 
Source:VentureBeat via 9to5Mac
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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