Googleが「ニュースショーケース」を開始、報道機関が記事提供

Google ニュースショーケース

Google ニュースショーケース
 
Googleは9月16日、ニュース配信サービスの「Googleニュースショーケース」を日本国内でも開始すると発表しました。報道機関から記事提供を受け、Googleが対価を支払う仕組みとなっています。

Googleニュースショーケース

Googleは、40社以上の報道機関から記事の提供を受け、読者に配信するGoogle ニュースショーケースのサービスを日本国内で開始すると発表しました。
 
Googleニュースショーケースには、日本経済新聞や毎日新聞、読売新聞、朝日新聞等の全国紙に加え、中日新聞、京都新聞、南日本新聞等の多くの地方紙が参加しています。
 
GoogleニュースのWebページやアプリにおいて、ニュースショーケースの項目が追加され、報道機関が選定した記事が掲載されます。
 
Google ニュースショーケース
 
Googleが報道機関に対価を支払い、ユーザーが一部の有料記事にアクセス可能になることで、報道機関と読者の関係深化に貢献すると表明しています。
 
また、報道機関にとっては、対価をGoogleから受け取れることに加え、多くの人が記事に触れることで、定期購読の契約者を増やすチャンスが得られるというメリットがある模様です。
 

Googleと報道機関の関係

Googleによると、ニュースショーケースのプログラムには、英国、ドイツ、インド、オーストラリア、フランス等の12カ国以上で1,000社以上の報道機関が参加しており、今後も対象国を拡大していくと言及しています。
 
ネットニュースの普及により、報道機関は広告収益等が大きく減少していると言われており、オーストラリア等ではGoogle等に対して報道機関に対価を支払うよう義務付ける法案が提出され、フランスではGoogleへの制裁金を巡って訴訟に発展しています。
 
 
Source:Google via 日本経済新聞
(seng)

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