iPhone13シリーズ発表直前、中古iPhone販売が前年同期比売上2.7倍に!

    iPhone se 2

    iPhone se 2
     
    モバイル市場のエコシステムを創造する携帯市場は、2021年9月1日から9月7日までの中古iPhoneの売上が、前年同期にあたる2020年9月1日から9月7日までと比べて約2.7倍、販売台数も同期比約1.6倍になったと報告しました。

    9月の初週に急激な売上増を示したのは初めて

    携帯市場によれば、同社が運営する通販サイト「みんなのすまほ 楽天市場店」「みんなのすまほ Yahoo!ショッピング店」、そして同社の自社サイト「みんなのすまほ」において同様の傾向がみられ、最新iPhoneの情報解禁がある9月の初週に急激な売上増を示したのは初めてだとしています。
     
    また携帯市場は、iPhone13シリーズ発表直前の9月第1週(9月1日〜7日)における、中古iPhone販売台数ランキングトップ10も発表しています。

    9月第1週中古iPhone販売台数ランキングトップ10

    携帯市場
     
    9月1週目の販売数ランキングを見ると、中古iPhoneの主流であるiPhone8(64GB)が1位となり、iPhone7(32GB)が続く結果となりました。1位のiPhone8(64GB)は、昨年の同時期に比べ6,000円から8,000円ほど値下がりした状態であり、 買いやすい価格帯になってきたと思われます。
     
    注目は5位のiPhone SE(第2世代)です。発売されてから1年半程度しか経っていないためバッテリーや外装状態が良いものが多いうえに、昨年の同時期に比べ7,000円ほど値下がりしたこともあり、今後中古スマホ市場では注目の端末といえます。
     
    9月第1週に売上が急増している背景について、携帯市場EC1部の松崎剛士氏は次のように解説しています。
     

    9月はiPhoneが発売される時期。9月は買い控えが起きる時期ですが、今年は中古iPhone販売が好調です。価格帯も3万円後半であればiPhone XR、iPhone XSが購入できるようになり、全体的に購入やすいラインアップが揃ってきたと言えます。新しいiPhoneは高くて買えない。そこまでスペックを求めてない。という一部のお客様に対して、中古スマホが少しずつ認知されてきた証拠かもしれません。

    傷が気になったら返却可能な新サービス

    また携帯市場は、スマホ・タブレット販売とサブスクレンタルを融合した通販サイト「みんなのすまほ」において、 中古スマホ業界では初となる「傷が気にいらない場合7日間なら返品OK」という新サービスを開始しています。

     
     
    Source:携帯市場
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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