スマホで刺身を注文すると、港から魚が飛んでくる!ソフトバンクがドローン実証実験

ソフトバンク ドローン

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ソフトバンクは9月1日、和歌山県においてドローン物流の実証実験を実施したと発表しました。スマホで料理を注文すると、漁港から鮮魚がドローンで運搬されるというユニークな実験となっています。

ドローンの実証実験

ソフトバンク ドローン流れ
 
ソフトバンクは、ドローン関連企業イームズロボティクスと、モバイルオーダー関連企業のウフルと共同で、ドローン物流に関する実証実験を行ったと発表しました。
 
漁港近くの道の駅において、顧客がスマホで魚料理を注文すると、水揚げ直後の鮮魚が港からレストランまでドローンで運ばれ、新鮮な魚料理が提供されるという実証実験が行われました。
 
発表資料によると、ドローンはソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」を活用して自動航行を行い、所定の地点に誤差約6.5センチの範囲内で着陸できたとのことです。
 
ソフトバンク ドローンルート
 
実証実験の舞台となった和歌山県すさみ町は今後、観光客向けにドローンによる鮮魚の運搬の実用化を目指し、また災害時の支援物資運搬や、山間へき地への医薬品配送等にドローンの活用を検討していく模様です。

ドローンの活用が進む

KDDIやソフトバンク等の大手キャリア各社は、通信設備が被災した際に、ドローン等で空中から通信サービスを提供する訓練や実験を行うなど、ドローンの実用化を進めています。
 
また、Appleは2021年3月、ドローンの無線通信技術に関する特許を取得したと報じられています。
 
ソフトバンクは9月1日、今回の鮮魚運搬の実証実験の動画をYouTubeの公式アカウントで公開するとともに、ドローンを活用して日本全国の地域発展や社会課題の解決を目指すと表明しました。
 

 
 
Source:ソフトバンク
(seng)

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この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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