コロナの影響でiPhoneの積層セラミックコンデンサーサプライヤーが生産施設を閉鎖 - iPhone Mania
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2021年8月31日 04時37分

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コロナの影響でiPhoneの積層セラミックコンデンサーサプライヤーが生産施設を閉鎖

MLCC


 
昨今の電子機器に欠かせない積層セラミックコンデンサー(MLCC)の生産で高いシェアを占める村田製作所太陽誘電の生産施設が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けている、とThe Wall Street Journalが報じています。

MLCC供給の厳しい状況は続く

MLCCは、サイズが米ひと粒よりも小さく、iPhoneや、PlayStationなどのビデオゲームコンソールに欠かせない部品であることから、「電子産業のコメ」とも呼ばれています。
 
MLCC生産で最も高いシェアを誇る村田製作所は、COVID-19の影響により8月の最終週に主要工場の閉鎖を迫られた、と伝えられています。また、同じく主要MLCCメーカーの太陽誘電も、8月にマレーシアのいくつかの生産施設の稼働を停止しています。
 
「MLCCの供給は非常に厳しい状況が続くだろう」と、台湾拠点のTrendForceのアナリスト、フォレスト・チェン氏はコメントしています。
 
アナリストたちによれば、MLCCの供給不足は半導体とは同じではないとのことです。サプライヤーの裾野が広いことと、半導体不足による工場の稼働速度の低下により、MLCCの需要が抑えられているためだということです。

ハイエンドスマホのMLCCの供給に影響も?

MLCCは、東南アジア、日本、韓国、中国、台湾で主に生産されていますが、これらの中のいくつかの地域はCOVID-19のデルタ株の多大な影響を受けています。
 
世界シェア40%を占める村田製作所は、98人のコロナ感染者が出たため、福井にある主要工場のひとつを閉鎖しました。同社の広報担当者によれば、他の生産施設により穴埋めを行っているとのことですが、1週間の工場閉鎖でMLCCの供給に影響が出るかどうかは明らかにしていません。
 
TrendForceのチェン氏によると、太陽誘電の出荷にかかる日数は、ワクチン接種の済んだトラックドライバーを探さなければならないため、通常の45〜55日よりも5〜10日伸びているとのことです。ハイエンドスマホなどの通信機器に使用される高度なMLCCの供給に影響が出る可能性を、チェン氏は指摘しています。
 
 
Source:WSJ
Photo:村田製作所
(lexi)

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