スマホだけを持って登山する人が増加中?遭難で救助費用の自己負担を求められた事例も - iPhone Mania
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2021年8月30日 21時27分

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スマホだけを持って登山する人が増加中?遭難で救助費用の自己負担を求められた事例も

スマートフォン ナビゲーション


 
コンパスやフラッシュライト、通信機能などを搭載したスマートフォンは万能なツールのように思えますが、それだけを持って登山に臨むのは危険である、と専門家が警鐘を鳴らしています。

増加する“スマホハイカー”

スマホ時代の到来前は、ハイカーがコンパス、地図、マッチ、フラッシュライト、水、数本のエナジーバーなどを基本的な装備として携帯するのは当たり前のことでしたが、昨今の登山事情に変化が訪れているようです。
 
スマートフォンだけを持って、期待に胸を膨らませながらトレイルを歩くハイカーが増えている、と米メイン州の地元メディアSun Journalが報じています。
 
“何かあれば緊急電話にかければいい。狩猟監視員、州警察、消防署、捜索・救助隊。みんなすぐ助けに来てくれる” – スマートフォンはそのような淡い安心感を与えてくれますが、そんな“スマホハイカー”を襲った様々な遭難例が報告されています。

救助費用の自己負担を求められた男性

米ニューハンプシャー州では、今年の夏に州の保護官が行方不明になった20人以上のハイカーを発見・救助した、と伝えられています。中には遺体袋に入って戻ってきたハイカーもいたとのことです。
 
現地時間8月4日には、66歳のテキサス州の男性がスマホのナビゲーションのみで標高1,917メートルのワシントン山登頂を試みましたが、道を間違ってしまい、暗くなってからトレイルから外れ、上にも下にも行けないような厳しい状況に陥りました。この男性は地図、コンパスおよび光源を携帯していませんでした
 
このハイカーは、グレート・ガルフ・ウィルダネスの滑落崖を含む自然斜面が浸食された領域の下で立ち往生してしまいました。救出には2つの困難な課題があったといいます。1つは、彼の位置を特定すること、もう1つは滑落崖を登らずにハイカーをトレイルに戻すことです。
 
幸いなことに、男性は緊急ロケータービーコンを持っていたため、救助者はすぐ詳細な遭難場所を特定することができました。
 
次の日の昼下がりには、保護官はハイカーの男性をトレイルに無事戻すことに成功しましたが、男性は「必要なアイテムを持たず、選択を誤ったため、救助にかかった費用を請求することが推奨されている」と、プレスリリースで発表されています。
 
 
Source:Sun Journal
Photo:Zunter/Wikimedia Commons
(lexi)

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