Apple、従業員に新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を強く奨励

米国食品医薬品局(FDA)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種を正式承認し始めていることを受け、Appleは米国内の従業員に対してワクチン接種をこれまでになく強く奨励している、とBloombergが伝えています。
FDAによるワクチンの正式承認も強調
Appleは新たな社内Webページを立ち上げ、現地時間26日の夜に従業員に対してCOVID-19のワクチン接種を奨める内容のメモを送付した模様です。
Appleはワクチンを接種できる環境にあり、接種可能な方には、できるだけ早く接種していただくようお願いしています。
Appleの社内ページには、ワクチンがどのようにCOVID-19のデルタ株の拡散防止に貢献したかが説明されているとのことです。Appleは、Pfizer製とBioNTech SE製のワクチンがFDAの正式承認を得たことも強調しているそうです。
これは、COVID-19との世界的な戦いにおける重要な一歩です。
クーポン券をプレゼントするキャンペーンも実施
Appleは、ドラッグストアチェーンWalgreensとパートナーシップを結び、従業員とその扶養家族に対してクーポン券をプレゼントするキャンペーンも行っています。
また、シリコンバレーとテキサス州オースティンのAppleオフィスでもワクチン接種を行っています。
Appleは現在のところ、従業員のオフィス復帰を2022年1月まで延期しています。
Source:Bloomberg
Photo:Daniel L. Lu/Wikimedia Commons
(lexi)