未来のMacBookではユーザーごとに触感や音が調整可能に?

キーボード

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タイピングの際のユーザーのクセや傾向を把握することで、チクレットキーボードとメカニカルキーボードの切り替えを行うことができる、新たなキーボードが将来的にMacBookに搭載される可能性が浮上しました。

タイピング特性に応じて物理的なフィードバックを調整

Appleが2019年5月に申請した特許「フィードバックを調整できるキーボード(Keyboard with adjustable feedback)」が、8月17日に米国特許商標庁(USPTO)により公開されました。
 
特許出願には「ユーザーがキーボードを入力する際に、キーにかかる力や入力速度、キーが下まで押し込まれているかどうか、入力時にユーザー固有のミスをしていないかどうかなどから、ユーザーを特定することができます」と記されています。
 
「これらの要因を分析することで、ユーザーのタイピング特性を介してユーザーのアイデンティティを決定することができます。そして、ユーザーのアイデンティティを利用して、コンピューターの機能を制御または変更したり、キーボードから提供されるフィードバックの性質を変更したりすることができます」
 
フィードバックが調整可能なキーボードの実現のため、Appleはキーボードを構成する部品を、キーキャップ、キーを押した時の安定性を保つスタビライザー、そしてエンコーダーとアクチュエーターに分けています。
 
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エンコーダーがキーを押す力やその距離などを計測し、アクチュエーターがユーザーに物理的なフィードバックを与えるという仕組みです。
 
 
Source:Apple/USPTO via AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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