Xiaomiの新型タブレット、デザインどころか名前もiPad Proに酷似?
Xiaomiはこのほど、新型タブレット「Mi Pad 5 Pro」を発表しました。しかしそのデザインや機能、さらには名前までもが、AppleのiPad Proに酷似していると、複数のメディアが指摘しています。
名前にもiPad Proが含まれている!?
なかでも米メディア9to5Macのザック・ホール氏は辛辣で、「クローンマシンを作るので知られるXiaomiが、iPad Proの名前まで入れた(Mi Pad 5 Pro―――確かに名前にiPad Proが含まれています)偽iPadを出した」と題し、次のように書いています。
Appleの現在のiPad Proのハードウェアは非常に素晴らしい内容だが、「コピー機」XiaomiはiPadもコピーできると考えたようだ。価格が驚くほど安いということはさておき、XiaomiはiPadをどうやって作るかを知っていると思われる。
電源ボタンに指紋認証センサー搭載
ホール氏が特に「iPad Proのモノマネ」と皮肉っているのは、Mi Pad 5 Proが電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵していることと、Apple Pencilによく似たスタイラスペンをマグネットで本体横に取り付け、充電可能にしている点です。
Mi Pad 5 Proはまた、デジタルスタイラスをくっつけ、充電する革新的なシステムを持つ。見覚えがあったら言って欲しい。Xiaomiはペン型デバイスをタブレットの縦の側面に磁石で取り付ける、最新の方法を用いている。しかも色は黒だ!
ただしMi Pad 5 Proでは、M1搭載iPad Proで導入されたセンターフレーム機能は使えません。ホール氏はOSが違うため導入できなかったのだろうと皮肉っています。
67W急速充電に対応
ホール氏が「iPad Proのコピー」だと散々にこき下ろしているMi Pad 5 Proですが、たとえばiPad Proは4個しか内蔵していないステレオスピーカーを8個内蔵、67W急速充電に対応(iPad Proは11インチが約30W、12.9インチが約40W)など、iPad Proを上回る機能も備えています。
また販売価格は6GB RAM/128GBストレージモデルで2,499元(約42,300円)、当面は中国のみでの販売となります。
Source:9to5Mac, XiaomiToday, Techradar
(lunatic)