Samsung、5nmプロセスでのスマートウォッチ向けチップ発表

Samsung-Exynos-W920

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Samsungは現地時間8月10日、8月11日のUnpackedイベントに先駆けて、スマートウォッチなどのウェアラブル向けチップセット「Exynos W920」を発表しました。

Galaxy Watch 4に搭載か

Exynos W920はLTEモデムを統合しており、業界初の5nm極端紫外線(EUV)プロセスノードで生産されたチップです。新チップはGalaxy Watch 4に搭載されると見られています。
 
Galaxy Watch 4は、Galaxy Z Fold3Galaxy Z Flip3とともに、米国東部時間8月11日午前10時(日本時間8月11日午後11時)スタートのUnpackedイベントで発表される見通しです。

CPU性能は約20%、GPU性能は約10倍向上

Exynos W920は、小型で低電力のCortex-A55コア2個とMali-G68 GPUを搭載しており、Samsungによれば前モデルであるExynos 9110と比べると、CPU性能は約20%、GPU性能は約10倍向上しています。
 
また低電力のディスプレイ専用プロセッサCortex-M55を搭載することで、ディスプレイを常時点灯させても消費電力が抑制可能です。
 
なおFan-Out Panel Level Packaging (FO-PLP)技術採用により、SamsungはExynos W920のパッケージを、スマートウォッチに適した小型サイズにすることに成功しています。

 
 
Source:Samsung
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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