Affinityのクリエイティブアプリがアップデート。大幅にパフォーマンスが改善

    Affinity

    Affinity
     
    Affinityは現地時間8月5日、人気クリエイティブアプリ‎「Affinity Photo」「Affinity Designer」「Affinity Publisher」をバージョン1.10にアップデートすることを発表しました。

    Mac版アプリでも大幅にパフォーマンスが向上

    アップデートにより、それぞれのMac版アプリでパフォーマンスが大幅に向上しています。同社によると、今回のアップデートにより、一部のタスクが最大10倍高速化されているとのことです。
     
    これら3つの製品は、AppleのM1チップ向けに最適化された最初の本格的なクリエイティブアプリの1つであり、「Affinity Publisher for Mac」においては、2019年度の「Mac最優秀アプリ」を受賞しています。

    Affinity PublisherとAffinity Designerの新機能

    Affinity Publisherでは、メモリ管理を全面的に見直したことで、非常に大きなドキュメントでも瞬時に読み込めるようになり、スムーズなライブ編集、超高速スクロールが可能になっています。さらに、IDML(InDesign markup language)の読み込みが最大で4倍、テキストフローの速度が約2倍になったほか、いくつかの微調整や安定性の改善が行われています。
     
    Affinity Designerでは、非常に複雑なドキュメントを、従来の最大10倍の速さでレンダリングできるようになっています。

    Affinity Photoの新機能

    また、Affinity Photoでは、非破壊的なワークフローを維持しつつ、レイヤーをブレンドする際の効率性を向上させるなど、パフォーマンスが大幅に改善されています。
     
    また、何百ものピクセルレイヤー、ベクターレイヤー、フィルターエフェクトなど複雑なレイヤースタックを構築した後でも、全てのレイヤースタックを維持したまま、編集速度を滑らかに保つ為のオプションが導入されています。
     
    今回のアップデートは、macOS、Windows、iPadの全てのAffinityアプリで8月5日より提供されており、既存のユーザーには無料で提供されます。現在、全てのAffinityアプリは、AffinityのWebサイトより購入できます。
     
     
    Source:Affinity via 9to5Mac,MacRumors
    (m7000)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次