米Apple Storeの一部店舗、マスク着用を再び義務化へ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の変異種が台頭していることを受け、米国の一部Apple Storeでは再びマスク着用を一律で義務化したことが分かりました。
6月に緩和したものの再び義務化
先進国の中でも比較的ワクチン接種の進みが遅い日本では、昨年からマスク着用が義務付けられたままですが、米国ではワクチンが普及したことから、各地でマスク着用義務を緩和する動きが見られていました。
米国内のApple Storeでも6月中旬、ワクチン接種が完了した客については、店舗訪問時にマスクを着用する義務が廃止されました。従業員についても、ワクチン接種者のマスク着用は任意とされていました。
ところが、デルタ株など当初の新型コロナウイルスよりも感染力が強い変異種が流行し始めたことを受け、米国内でも再び感染者が急増する兆しが見え始めました。
そのため、Appleはすでに7月初旬より義務化を再開していた従業員のみならず、29日以降は訪問客についてもワクチン接種の有無に限らず、店内ではマスクの着用を義務化すると社内向けメモで新たに発表しました。
従業員の職場復帰にも遅れ
変異種の影響を受けているのはApple Storeだけではありません。リモート勤務に従事していた従業員の職場復帰についても、当初9月初旬だった計画が10月以降へと後ずれしています。
現時点でAppleはワクチン接種を義務付けていませんが(推奨はしています)、今後の動向によってはさらなる厳格化も視野に入れることとなりそうです。
Source:MacRumors
(kihachi)
iPhone Mania編集部
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