開発者向けApp Store Connectで、税金カテゴリーの設定の利用が可能に

App Store Connect

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Appleは現地時間7月20日、開発者がApp Storeにアプリを提出する際に利用するツール「App Store Connect」に、新機能「税金カテゴリーの設定」を追加しました。この機能により、開発者は各地域やコンテンツによって異なる税金を簡単に設定することができます。

納税管理がより簡単に

App Storeでは、175地域で簡単にトランザクションを行うことができ、そのうち64地域では、Appleが開発者に代わり納税の管理を行っています。これに加えて、App Store Connectでアプリのコンテンツに基づいての税金カテゴリーの指定が可能となり、各地域で適用される税法や規制の確認ができるようになりました。
 

App Store Connectでアプリ及びアプリ内課金に対して税金カテゴリーを指定できるようになりました。これらのカテゴリーは、アプリのコンテンツ(ビデオ、ブック、ニュース関連出版物など)に基づくもので、各地域の税法や規制に従って定義されます。これにより、Appleでは開発者に代わり、アプリに関わる納税を所定の税率で管理することができます。

カテゴリーの指定は 「価格および配信状況」セクションから可能

カテゴリーを指定するには、App Store Connectの 「価格および配信状況」セクションに移動します。カテゴリーはアプリに対して、もしくはアプリ内課金に対して定義することも可能です。Appleによると、この指定は以降のトランザクションに適用され、設定後満1カ月以降に新しい取引税レポートで確認することができるとのことです。
 
開発者がレート設定を変更しない場合は、App Storeソフトウェアカテゴリーが指定され、現在と同じ税率が適用されます。
 

変更しない場合、アプリ及びアプリ内課金にApp Storeソフトウェアカテゴリーが指定され、現在と同じ税率が適用されます。税金カテゴリーの設定は、アプリ及びアプリ内課金の特性が変化したり、税法が改正された場合に合わせて、いつでも変更することができます。

 
税金カテゴリーの詳細については、App Store Connectのヘルプを参照してください。
 
 
Source: Apple Developer via 9to5Mac
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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