AppleのMagSafeバッテリーパック、双方向ワイヤレス充電に対応

MagSafeバッテリーパック

MagSafeバッテリーパック
 
Appleが発売したMagSafeバッテリーパックが、iPhoneを充電するだけではなく、iPhoneから充電することもできる双方向ワイヤレス充電に対応していることが分かりました。

Appleの公式Webサイトに記述

Appleは現地時間7月13日、iPhone12シリーズのMagSafe機構で固定して充電できるMagSafeバッテリーパックを発売しました
 
MagSafeバッテリーパックは、iPhone12シリーズの背面に磁力で固定してワイヤレス充電が可能ですが、Appleはサポートドキュメントで、iPhoneからMagSafeバッテリーパックを充電できる、つまり双方向ワイヤレス充電が可能と説明しています。
 

MagSafeバッテリーパックをiPhoneに取り付けて、iPhoneを電源に接続すれば、iPhoneとMagSafeバッテリーパックを同時に充電することができます。iPhoneを有線CarPlayなど別のデバイスやMacに接続している時に便利です。

開発中止と伝えられていた双方向充電機能

MagSafeバッテリーパックについては、iOS14.5で関連情報が発見されたほか、米連邦通信委員会(FCC)への申請書類からは双方向充電に関連する記述が発見されて話題になっていました。
 
Bloombergは2021年2月に、MagSafeバッテリーパックについて報じた際、双方向ワイヤレス充電機能の開発は見送られたようだ、と伝えていました。

iPhone11発売前から噂のあった双方向充電機能

iPhoneから他のデバイスへのワイヤレス充電を可能にする双方向ワイヤレス充電は、2019年のiPhone11シリーズ発売前から噂されていました。
 
iPhone11 ProをiFixitが分解したところ双方向ワイヤレス充電用と思われる部品も発見されていますが、同機能はソフトウェアで無効化されていると伝えられていました。
 
 
Source:Apple via 9to5Mac
Photo:Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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