Appleはハイブリッドワークは行わない?対面での仕事を重要視

apple park 屋根 リサ・ジャクソン イベント

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Appleでリテール+人事(Retail + People)担当シニアバイスプレジデントを務めるディアドラ・オブライエン氏が、従業員向けに送った社内動画の内容から、Appleは対面での仕事を最優先していることが明らかになりました。

対面での仕事がAppleの価値のベースに

米メディアThe Vergeが入手したAppleの社内動画の中で、オブライエン氏はAppleの製品とサービスは対面での作業によって形作られてきた、と述べています。
 

当社が過去1年の間に打ち出した素晴らしい製品について考えてみると、何年もの間緻密に行ってきた対面での仕事の上に成り立っていることがわかります。対面でのコラボレーションは、当社の企業文化と未来を形作るのに不可欠です

オフィス復帰に反対する従業員も

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、2020年は多くの従業員がリモートで仕事をこなすことになったAppleですが、状況が改善されつつあることもあり、同社は社員にオフィス復帰を促しています。
 
しかしながら、従業員の中にはハイブリッドワークを継続したいという人もいるようです。
 
従業員の多くは月曜、火曜、木曜にオフィス勤務を再開する、とAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が6月上旬に従業員向けのメールで伝えたばかりですが、約80人のApple従業員がより柔軟性の高い勤務形態を求めて抗議の手紙を書いた、と報じられました。
 
クックCEOは、4月末の時点では「パンデミック後もリモートワークは続く」とコメントしていましたが、Appleはやはり従来の実地での作業をベースにした業務形態に戻っていくのでしょうか。今後の動向に注目です。
 
 
Source:The Verge via 9to5Mac
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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