クラウドゲームサービス「Xbox Cloud Gaming」が海外で正式に提供開始
Microsoftは現地時間6月28日、海外22カ国を対象に「Xbox Cloud Gaming」のサービスを正式に開始したことを発表しました。これにより、iPhone及びiPad上のSafariブラウザでサービスが利用できるようになります。
Apple端末やWindows10搭載のPCで利用可能
Xbox Cloud Gamingは、Appleのスマートフォンやタブレット、もしくはWindows10搭載のPCを持つXbox Game Pass Ultimateメンバーなら誰でも利用可能です。PCまたはモバイル端末のMicrosoft Edge、Chrome、SafariなどのWebブラウザより、「xbox.com/play」にアクセスすることでサービスを利用できます。
Microsoftは2週間前に、一部のユーザーを対象としたベータテストを経て、「今後数週間のうちに」Appleデバイス向けにサービスを開始すると発表していました。
ロード時間の短縮とフレームレートの向上を実現
Xbox Cloud Gamingは、どのデバイスからでもWebブラウザを利用してXbox Game Passライブラリにある数百種類のゲームをプレイできるように設計されています。Microsoftによると、このサービスはアップグレードされた同社のデータセンターに設置されたXbox Series Xハードウェアを利用することで、ロード時間の短縮とフレームレートの向上を実現しています。
また、遅延を減らすために1080p/60fpsでのストリーミングを予定しており、全てのデバイスでシームレスにプレイできるよう設計されているとのことです。このサービスを利用するには、Xbox Game Pass Ultimateへの加入が必要で、価格は月額14.99ドル(約1,660円)で、新規ユーザーは1ドル(約110円)で3ヶ月間サービスを利用することができます。
このサービスは米国などを含む22カ国で提供開始されましたが、日本では年内に提供される予定です。
Source:Microsoft via MacRumors
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