メディアプラットフォーム「note」のアプリがアクセシビリティ向上のアップデート

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    メディアプラットフォームの「note」は、iOS版アプリにおいて、アクセシビリティ向上のためのアップデートを行いました。

    VoiceOverの対応が拡大

    altが設定可能に

    iOSにはアクセシビリティとして、VoiceOverの機能が搭載されていますが、画像の中身を理解して読み上げることはできません。そんな時に、画像の代わりとなるテキストがあれば、それを読み上げることで画像についての理解が、視覚障害のある方にも広がります。
     
    このような機能・説明のことをaltと言いますが、iOSアプリで記事を投稿する際に、投稿画面で挿入した画像に代替テキスト(alt)を入力できるようになりました。
     
    この機能は、Twitterにも装備されています。読者の皆さんも写真などを投稿する際にはaltを入力してみてはいかがでしょうか
     

    VoiceOverの読み上げ対象の拡大

    これまでは見出し画像部分にフォーカスが当たっていなかったため、VoiceOverで見出し画像の挿入や削除ができませんでした。今回、VoiceOverをオンにした状態でもフォーカスが当たるようになったため、これが解消されました。
     
    また、これまでは各ハッシュタグにもフォーカスが当たっていなかったため、ハッシュタグの削除ができませんでした。こちらも、記事の公開設定画面で、VoiceOverをオンにした状態でハッシュタグの削除ができるようになっています。
     

    設定画面のオン・オフ操作がわかりやすく

    アカウント設定画面、通知設定画面における、オン・オフの切替え操作は、これまでもVoiceOverで可能でしたが、切替えボタンまで読み上げてしまい、今の設定状況がわかりづらい状況でした。今回のリニューアルでは、読み上げが「フォローされた時 オン」のようにシンプルになったため、わかりやすくなりました。

    Dynamic Typeに対応、端末の設定に連動

    Dynamic Typeに対応したため、アプリ内の文字の大きさが端末の設定にあわせて、一部変更されるようになっています。現在対応しているのは、ホーム画面みつける画面アカウント画面ですが、今後も対応箇所を拡大予定です。

    ハッシュタグの入力がWebブラウザ版と同じに

    記事の公開設定画面で、ハッシュタグを入力する際、これまでは[完了]ボタンを押さないとハッシュタグとして確定できませんでしたが、Webブラウザ版の挙動にあわせて、[空白]ボタンをタップするとハッシュタグを入力できるように変更されました。

     

     
     
    Source:note
    (藤田尚眞)

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