NTT東西の固定電話から携帯電話への通話料金、10月1日から引き下げ

NTT ドコモ au ソフトバンク

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NTT東日本とNTT西日本は6月21日、固定電話とひかり電話から携帯電話に発信する場合の通話料金を2021年10月1日から1分間あたり17.6円に引き下げると発表しました。

固定電話→携帯の通話料金の設定権がNTT東西に移行

固定電話から携帯電話料金への通話料金は、これまで携帯電話事業者が設定していましたが、2021年10月1日からは、NTT東日本と西日本に通話料金の設定権が移行します。
 
2021年10月1日からは、NTT東日本と西日本の加入電話から携帯電話に発信した場合の通話料金は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社共通で1分間あたり17.6円(税込)となります。MVNO各社への通話料金も同額です。
 
NTT東日本 固定電話から携帯電話への通話料金
 

3月に発表されていた値下げ計画

2021年10月1日からの通話料金設定権を、着信側事業者(携帯大手3社)から、発信側事業者(NTT東日本と西日本)に移行する計画は、3月に開催された総務省の有識者会議で明らかにされていました。
 
以前は、NTT東日本・西日本の固定電話から携帯電話に発信した場合の3分間の通話料金は、NTTドコモの携帯電話で着信すると60円、KDDIだと90円、ソフトバンクだと120円と開きがありました。
 
その後、5月1日には、KDDIとソフトバンクによる通話料金引き下げが行われ、NTTドコモと同額の3分間60円に変更されています。
 
総務省は、通話料金設定権の移行により、消費者の通話料金負担が年間約93億円減少すると試算しています。
 
 
Source:NTT東日本, NTT西日本
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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