Apple、アプリの審査ガイドラインを更新〜誤解を招くような方法でのアプリ販売を禁止

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    Appleは、App Store Reviewガイドラインを更新し、実際には提供していないコンテンツやサービスを宣伝するなど、誤解を招くような方法でのアプリ販売を禁止する、としています。

    隠れた機能の実装や虚偽の広告はタブー

    Appleの開発者会議「WWDC21」で様々なソフトウェアアップデートが発表されましたが、App Storeの審査ガイドラインも改訂されており、新たな項目がいくつか追加されています。
     
    「2. パフォーマンス」に項目“2.3.1”が加えられており、アプリに隠れた機能、休止中の機能、文書化されていない機能を含めること、また、実際には提供していないコンテンツやサービス(iOSベースのウイルスおよびマルウェアスキャナーなど)を宣伝したり、虚偽の価格を宣伝するなど、誤解を招くような方法でアプリを販売することを禁じています。
     
    違反行為は、App Storeからのアプリの削除およびデベロッパーアカウントの終了につながり、悪質な行為が繰り返し行われる場合は、Apple Developer Programからの除籍措置がとられる可能性もあるとのことです。

    機能のないアプリは掲載できない?

    「4.2 最低限の機能」に、“十分な実用性”が含まれないアプリはストアへの掲載が認められない可能性がある、との記述が追加されました。
     
    また、飽和状態のアプリのカテゴリに“飲酒ゲーム”が加えられています。
     
     
    Source:Apple
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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