Google Pixel Fold用OLEDの製造をSamsungが10月に開始

    Galaxy Z Fold and Flip

    Galaxy Z Fold and Flip
     
    韓国メディアThe Elecが、Samsung DisplayがGoogle、Xiaomi、Vivoの折りたたみスマートフォン向け有機EL(OLED)ディスプレイの製造を2021年10月に開始すると報じました。

    複数のメーカーに折りたたみOLEDディスプレイを供給

    同メディアによれば、Google Pixel Fold向けに7.6インチ、Vivoの折りたたみスマートフォン向けに8インチと6.5インチ、Mi Max Fold向けに8.01インチと6.52インチのOLEDディスプレイをSamsung Displayが供給するとのことです。
     
    また、2022年発売予定のOppoの折りたたみスマートフォンにもSamsung Displayの7.1インチ低温多結晶酸化物(LPTO)薄膜トランジスタ(TFT)OLEDディスプレイが搭載されるようです。

    2021年の出荷数大幅増の予測

    SamsungはGalaxy Z Fold3Galaxy Z Flip3の発売を計画しており、年内だけで600万台〜700万台を出荷する見通しです。
     
    Samsungは2020年に250万台の折りたたみスマートフォンを出荷したことで、Samsung Displayの折りたたみOLEDディスプレイ供給先として最大の顧客になっています。
     
    今後、Appleが折りたたみiPhoneをリリースしたらSamsung Displayの折りたたみOLEDディスプレイの出荷数増加に繋がることから、同社は生産規模を拡大するだろうとThe Elecは予想しています。
     
     
    Source:The Elec
    Photo:pickr
    (FT729)

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