Apple Watchが33.5%のスマートウォッチ市場シェアを獲得~2021Q1

Apple Watchの画像

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Apple Watchが好調です。2021年第1四半期(1月~3月)のスマートフォン市場において、1/3以上のシェアを獲得し首位を維持しました。Appleを除く主要メーカーは平均成長率を下回り、シェアを落としています。

Appleが首位を維持した2021年第1四半期のスマートウォッチ市場

調査会社のCounterpointによると、2021年第1四半期のスマートウォッチ市場は前年同期比で35%増となりました。
 
メーカー別ではAppleが33.5%と全体の1/3以上のシェアを獲得し首位を維持しています。
 
2021年第1四半期のスマートウォッチ市場のシェアの画像
 
Appleは適切なタイミングでApple Watch SEからApple Watch Series 6にわたるポートフォリオを広げられたことで、市場におけるリーダーとしての地位をさらに強固にすることができました。
 
3位のSamsungは、出荷台数が前年同期比で27%増となったものの、成長率は市場平均を下回り、シェアを落としています。

OSの統合でGoogle陣営の反撃が始まる?

一方、スマートウォッチ向けOS別のシェアランキングでは、Apple以外のメーカーは10%未満の低いシェアにとどまっています。
 
スマートウォッチのOS別シェアランキング
 
スマートウォッチメーカーのほとんどが独自のOS(Fitbit OS、Tizen、Garmin OSなど)を開発して搭載しているため、AppleのライバルであるGoogleのWear OSのシェアはわずか3.9%しかありません。
 
しかしながら、先日のGoogle I/Oで発表されたGoogleとSamsungの提携により、GoogleによるFitbitの買収と合わせて、Wear OS陣営のシェアは一気に15.7%まで上昇します。
 
これにより、今後のスマートウォッチ市場は大きな変化を見せそうです。

 
 
Source:Counterpoint
Photo:ぱくたそ
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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