iPhone5Sのホームボタンに搭載されると予想されている指紋認証センサーですが、アップルがヨーロッパで申請している特許から、指紋認証センサーにはNFC技術が組み込まれていることが明らかになりました。
この特許によると指紋認証センサーとNFC技術を組み合わせることで、ホームボタンという限られたスペースにも関わらずデュアルモードで両者が機能することになります。この特許の申請についての詳細は6日、Patently Appleが明らかにしています。
指紋認証センサーとNFCを組み合わせた回路
明らかになったのはアメリカで2012年3月に特許申請された書類ですが、この書類によると携帯端末のボタンや表面に指紋認証センサーとNFCを組み合わせた回路を組み込む技術とされています。アップルが新しく発表する
iPhone5Sにはホームボタンに新しく指紋認証センサーが組み込まれていることがほぼ確実と思われていますが、
iPhone5Sに
NFCを搭載するかどうかはほとんど話題に上っていませんでした。
最近の記事でホームボタンが変わり、シルバーリングのようなデザインになるのではといわれていますが、この特許書類で注目する点はホームボタンの周りに丸く金属のリング上の記述があることで、以前、KGI証券のアナリストであるMing-Chi Kuo氏が
iPhone5Sは指紋認証センサーのために
ホームボタンに凸型のサファイアガラスを採用し、ホームボタンが現状機種とは変わるような予想をしていましたが、最近のレポートでは現在のデザインとあまり変わらないが、ホームボタンの周りの境目の部分が輝いている感じになると述べています。
iPhone Maniaでは、
NFCによりiOS端末同士で大容量のコンテンツ転送が可能になるとの
記事を掲載していますが、リンゴバックスの予想ではその際、今回の
iPhone5Sには
NFCは搭載されないとコメントしていました。しかし、ひょっとすると指紋認証センサーと一緒に搭載されることになるのかもしれません。
参照元:
MacRumors
執 筆:リンゴバックス