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2021年5月16日 09時00分

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東京高裁、差別的な内容をブログ投稿した男性に130万円の賠償命令

東京高等裁判所


 
NHKは5月12日、ブログに差別的な投稿を行った男性に対し、東京高等裁判所が130万円の損害賠償を命じる判決を行ったと報じました。

130万円の賠償命令

NHKによると、2018年に神奈川県川崎市で開催されたイベントにおいて、当時中学3年生だった中根氏(原告)が平和に関するメッセージを訴えたところ、地元メディアにより実名等が報じられました。
 
報道を受け、大分県在住の男性(被告)がブログにおいて、中根氏の母が在日コリアンである点等に触れ、差別的な表現を含む投稿を行っています。
 
朝日新聞によると、その後、被告の男性は侮辱罪で刑事告訴され、科料9,000円の略式命令を受けました。
 
このたび、中根氏が被告の男性に対して損害賠償を求めて提訴し、第2審である東京高等裁判所は被告に対して130万円の損害賠償を命じる判決を下しています。

民事上の法的リスクが大

2020年には、テレビドラマ「テラスハウス」に出演した女子プロレスラーの木村花さんが、SNSでの度重なる中傷を受けて自殺するという事件が発生しています。
 
時事通信によると、SNSで木村さんを中傷したとして、2人の男性が侮辱罪で書類送検されており、科料9,000円の略式命令を受けています。
 
侮辱罪の法定刑は、他の犯罪と比べて軽く、1日以上30日未満の短期間、刑事施設に収容される「拘留」または1,000円以上1万円未満の「科料」と定められています。
 
なお、匿名掲示板での爆破予告等に適用される「(威力・偽計)業務妨害罪」の法定刑は3年以下の懲役または50万円以下の罰金となっています。
 
一方、このたびの民事訴訟においては、侮辱等を理由に130万円の損害賠償を命じる判決が下されており、インターネット上で他者を中傷することは、民事上の法的リスクが特に大きいものと言えそうです。
 
 
Source:NHK, 朝日新聞, 時事通信
Photo:東京高等裁判所
(seng)

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