スマホのOLED搭載加速〜LCD搭載は約17,000円以下のモデルだけになる?

    iPhone OLED LCD

    iPhone OLED LCD
     
    中国ベンダーの、ミッドレンジとハイエンドスマートフォンにおいて有機EL(OLED)ディスプレイ搭載が加速しており、今後、液晶ディスプレイ(LCD)を搭載するモデルは155ドル(約17,000円)以下のモデルのみになりそうです。

    高品質LCD不足が、移行に拍車

    Gizchinaによれば、高品質のLCDが不足していることもあり、OLEDディスプレイへの移行が進んでいるようです。
     
    パネル単体としても、OLEDはLCDと比較し、「色の再現性とコントラストに優れる」「黒の表現」「パネルの厚みを薄く出来る」などの利点が評価されていると、Gizchinaは伝えています。

    Samsungは、他社からの調達が増加

    Samsungは、自社のスマートテレビ用OLEDディスプレイをLG Displayから購入する見通しです。その枚数は、100万枚を超えるとみられています。
     
    また、Galaxy Mシリーズなど、Samsungのミッドレンジスマートフォンには中国BOE製のOLEDディスプレイが搭載されることも明らかになっています。
     
    ディスプレイパネルはスマートフォンの構成部品の中でも高価な部類であることから、傘下にSamsung Displayがあっても、必ずしもGalaxy全モデルに採用されるわけではなくなってきたようです。
     
     
    Source:Gizchina
    Photo:Apple
    (FT729)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次