T-Mobile、AirTag対抗の「SyncUp Tracker」を発表

SyncUp Tracker

SyncUp Tracker
 
Appleの紛失防止タグAirTagとよく似た機能を持つデバイスを、米大手通信キャリアT-Mobileが発表しました。

LTEネットワークを使用

T-Mobileは現地時間4月28日、独自の紛失防止タグ「SyncUp Tracker」を発表しました。基本的にはAppleが4月30日に販売開始したAirTagと、同様の働きをするデバイスです。
 
ただしAirTagとは違い、タグをつけた持ち物を追跡するのに、BluetoothではなくT-MobileのLTEネットワークを使用します。
 
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1回の充電で最大7日の使用が可能

スマートフォンにインストールしたSyncUP Trackerアプリ(iOS用とAndroid用あり)と組み合わせることにより、様々な持ち物の現在地を地図上で確認することができます。
 
Virtual Boundaries(仮想境界)を設定して、SyncUp Trackerを取り付けた持ち物がその境界を越えたら通知する、音を鳴らして場所を知る、光センサーにより周囲の明るさの変化を検出、移動していることを確認する(例:バッグから外へ取り出された、など。オプション機能)といった使い方が可能です。
 
IP67の防塵・防水性能を備え、900mAhの充電池を搭載しています。ただしこの充電池は1回の充電で最大7日しか持たないとのことで、米メディアPCMagは「大きな制限になる」と指摘しています。

価格はAirTagの2倍、データ使用料も必要

T-MobileはSyncUp Trackerを、米国において一部T-Mobileユーザー向けに5月7日より提供開始します。価格は1個60ドルとAirTagの2倍で(AirTagの米国での価格は1個29ドル)、さらにデータ使用料として月額3ドルの支払いが必要となります。

 
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Source:T-Mobile via PCMag
(lunatic)

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