Apple、ビデオ作成アプリ「Clips」をアップデート。LiDARスキャナに対応

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Appleは現地時間4月26日、ビデオ作成アプリ「Clips」をバージョン3.1にアップデートし、iPhone12 Proシリーズや2020年以降のiPad Proに搭載されている「LiDARスキャナ」に対応しました。

LiDARスキャナを使用した新機能「AR空間」が追加

新機能「AR空間」では、ユーザーが部屋をスキャンすると、部屋の輪郭に合わせて没入感のある視覚効果で空間を変化させることができます。
 

Clips3.1のAR空間では、部屋を簡単にスキャンすることができ、ダイナミックな照明、落下する物体、没入感のあるシーンを実現するエフェクトのライブプレビューを見ることができます。サポートされているiPhoneもしくはiPadの背面カメラを使うと、壁、床、外観、家具、オブジェクトにエフェクトを適用することが可能です。

 
AR空間で使用できるエフェクトは、以下の7種類です。
 

  • プリズム:虹色に輝く光のリボンが、部屋の壁や床、物をスキャンするように動きます。
  • 紙吹雪:お祝いの紙吹雪が舞って積もります。
  • ディスコ:天井から吊るされたディスコボールに光が反射し輝きます。
  • ダンスフロア:カラフルな光のタイルの床が、パターンを描きながら踊るように光ります。
  • きらめき:金色にきらめく絵文字と白いキラキラが空間を埋め尽くします。
  • スターダスト:星の光が軌跡を描き、魔法をかけるように映像の中の人を包み込み追いかけます。
  • ハート:ハート型の風船が泡立つように空間を舞います。

空間全体にエフェクトが適用されよりリアルに

Clipsは、Appleの最先端のARツールを全て備えており、ビデオの中の人物を認識して、人物の前後両方にAR空間エフェクトを投影するため、空間全体にエフェクトが適用されているように見えます。
 
AR空間は、アニメーションステッカー、テキストラベルおよび絵文字と組み合わせることができ、完成したビデオはあらゆるアスペクト比で記録して、ソーシャルメディアサイトに転送することができます。
 
Appleによれば、Clipsは毎月更新され、季節のイベントやトレンドに応じた新しいフィルター、ライブタイトル、テキスト、ステッカー、ポスターが導入される予定です。バージョン3.1のリリースに伴い、ユーザーは新しいステッカー、エフェクトなどがリリースされると通知を受信できるようになりました。
 

 
 
Source:MacRumors
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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